ヘナは、古来より、インドやエジプトで医療用、化粧用のハーブとして使用されてきました。 原産地はインド。地面が乾燥した砂漠で育ちますが、雨水は必要です。 特に、グジャラート州とラジャスタン州が有名で、なかでも品質が良いのはラジャスタン州といわれています。インド西部ラジャスタン州のソジャット地方は
ヘナの生育に最適の気象条件を備えています。
ヘナは、成長すると高さ1.5〜3m位の灌木の状態になる植物ですが、高さ70cm位になったら収穫されます。 穫時期は、春と秋の年2回。基本的に、雨期を除いて行われ、雨期を終えて成分が高くなる秋の収穫のものの方が良く、11月前後の秋に収穫されたものが世界一といわれています。
また、収穫期を増やす為に水やりをする畑もありますが、雨水だけで育ったヘナの方が、遙かに効能が高いようです。大きな鎌で、地面から5〜6cm残して、枝葉を刈り取り、その葉を収穫します。
葉の大きさは2〜3cmで先がとがっています。 ヘナは、とても生命力の強い灌木で、半年後には、また新たな枝を出し、葉を茂らせます。
そして、同じ木を、60年から100年は、繰り返し使用できるそうです。
日本の静岡茶のように、栽培されている地域、摘み取りの時期によって、 大きく違います。 同様に発色にも差があって、原因として、日照時間、温度差、雨量、水質、土質の違いがあげられます
その他に、葉の乾燥時間、やり方、樹齢、同じ木でも若い葉か古い葉かによっても、差が出てきます。
収収穫された枝葉は、一度、2〜3日、天日で自然乾燥されて、乾燥後、おおまかに枝と葉に分けられてから市に出ます。
収穫後に、市が立ち 、古来から培われてきた手法によって、良質のヘナと並のヘナとに選別されます。
市から出荷されたヘナの葉は、工場でさらに陰干し乾燥、保存されます。 粉末の色に関して収穫時期や、水質、土質、乾燥時期の天候によっても変化します。
いつも同じ色の粉末というのは、とても微妙でむずかしく、なかなかできません。
インド国内では、いつも鮮やかな安定した緑色のヘナを買いたがるので、化学染料でヘナに緑の色を着色する工場は多いです。なかには、
緑に着色された土等を入れて、色と重さをごまかしている場合もあります。
利益第一で考えている会社では、害を説明してもなかなか理解してもらえないのが実状です。
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