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henna

ヘナにも当然ながら長所・短所がある

日本では現在、インドを中心にヘナを輸入している業者は、6、7社前後あると推定される。

その1人、京都のヘナ・インターナショナルの佐藤秀三社長にお話しを聞いてみた。
「日本でのヘナの市場は70億円、あるいはもっと上かもしれない」 佐藤さんは、美容ディーラーを通して美容室だけに、ナチュラルヘナを中心に供給している。別にもう1つ持っている会社では、インドの高級紅茶を日本のデパートなどに納入している輸入業者で、元々の本業はこちらだ。 それが毎年春、インドに紅茶を買い付けに行く間に、ヘナの魅力にはまって、ヘナを扱うようになったという。

80歳前後のおばあちゃんが、ヘナをつづけた結果、髪にコシが出て、しかも全体的にボリュームも出るようになった。すっかりあきらめていたパーマも当てられるようになった。そう説明しながら涙ぐまれたときには、ぼくもジーンときました。一緒に涙ぐみそうになって、本当に感激しましたね。女性はいくつになっても、きれいでいたいんです。多少なりとも、そんな女性たちの願いに応えられたと思うと、ヘナをやっていて良かったと思いますね」 ヘナを扱い始めたときには、すでに日本ではヘナが流通していて、その当時、 1キログラム1万8000円から2万円が相場だったという。

どう考えても高すぎる。ぼくは8千円からスタートしました。しかも、輸入先はラジャスタン産に限定して、ニューデリー近郊の、インドで 本指に入るという大手の加工工場と直接話し合って商品を仕入れました。茎の部分は捨てて、葉だけのパウダーにしてもらい、しかもナチュラルヘナに限定しました。

安全性、価格が安い、をテーマにしました」 しかし、つづけていくうちに、美容室つまりはお客から、もっと色の出るもの、というきびしい注文が続出。 日本の染色家を訪ねたり、独自に研究する試行錯誤を重ねながら、ブラウン、イエロー、ブルーなど、さまざまな色出しにチャレンジしてきた。

完全なノンケミカルでブラウンをつくりたい、というのが目標です。しかし、現段階ではむずかしい。ジアミンの添加比率をギリギリまで落として、5トーン、6トーンまではいくようになった。ただし、2トーン、3トーンは無理。でも、このブラウンへナは、クエート、サウジアラビアでは大人気で、取引先の加工工場の輸出量が、ついにインドで一番になったそうで、おかげさまで工場からは感謝されています」

従来のブラウンヘナでは、
ジアミンの添加量が35%ぐらいだったのを6%までに下げることに成功した。しかし、5%以下にすると、まったく色が出ないという。実験の結果では、6%がミニマムだそうだ。 通常のブラックヘナでは、14%程度のケミカル混入が普通だそうだ。 「ジアミンの入ったヘナのトラブルは、アルカリカラー剤のトラブルよりも、はるかにきついんです。ですから、知識がなくて使いこなせないサロンさんには、出荷しないという方針でやっています」>

1回目にはパッチテスト、2回目以降は問診を徹底するよう要望しているという。ヘナにも長所、短所がある。アルカリカラー剤の長所、短所とも比較して、お客との話し合いで、いずれかを選択して使いこなしてほしいというのが、佐藤さんの基本姿勢だ




















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